私は本屋さんと図書館が大好きです。時間とお金の大半を本につぎ込んでいるといっても過言ではありません。おそらく、大きな本屋さんなのにお店の人たちは私のことを
「また来たな。」
とたぶん覚えていることでしょう。
本屋さんへ行くと必ず「あやとり」のコーナーで止まります。あやとりの本なんて、せいぜい5,6冊置いてあるだけです。それでも毎回、買おうかなどうしようかなと立ち止まってしまいます。
今日は、まじめに買おうかなと悩んでいたところ、横から少年の視線が…
えっ何?、何か本をとってほしいのかなぁ。
そんなことを思いながら、買うかどうかを迷ってました。少年の視線に耐え切れず、そそくさとその場を立ち去ると、少年が親に向かって、
「あやとりの本がいい」
と言っているではありませんか。
結局その親子は本を買うことはなかったのですが、ちょっと何か、あやとりの普及に貢献した気分でうれしかったです。
いろいろとある趣味の中で人がやっているところを見て自分もやってみたいな、やろうかなと思わせるものの中で「あやとり」は、老若男女、性別年齢問わずに思わせることができる遊びなのかもしれません。
それにしても、あやとりの本が1番上の棚にあるなんておかしいなぁ。