〈古今百風〉吾妻餘波 壹編

西尾岩瀬文庫にちょうど私が行ったときに開催されていた岩瀬文庫平成悉皆調査中間報告展Ⅲこんな本があったという企画展示にて紹介されていたのは『幼稚遊昔雛形』と『〈古今百風〉吾妻餘波(あづまなごり) 壹編』でした。この書物にもあやとりの絵があります。

詳しくは国際あやとり協会のデータベース、アート作品江戸明治大正に紹介されています。また、さいとうたまさんが書かれた国際あやとり協会の会報2004の表紙(さいとうたまコレクション)に採用されています。

もちろんこの書物にもふたりあやとりの姿がありました。あやとりは女児の遊びとして紹介されています。どの浮世絵を見ても例外なく女の子があやとりをしています。男の子があやとりをしてる姿なんてあるのかなぁ。たぶん今も昔もあやとりは男女関係なく取られていると思うのだけれども、実際のところはどうなんでしょうか。今も、あやとり=女の子というイメージが付いているのでしょうか?

母や祖母からあやとりを教わるというのはイメージも実行もできるのですが、父、祖父からというのは私はイメージができません。これだけあやとりのことを考えても父に聞くというのは、今まで思いつきませんでした。これを機会に聞いてみようと思います。

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