あやとりを教えるための打ち合わせ

あやとりを大勢の人にいっぺんに教える前に協力してくれるNさんと打ち合わせをしました。まずはみんなにとってもらうあやとり、ハワイの魚を披露。私が取ると時間にして10秒もかかりません。そんな私の手先がNさんには手品のように見えたようです。
さて実際に教えてみました。んんっ?なぜできん?言葉での説明だけでは分かりづらいだろう。でもあやとりが見える距離にいるのだからマネをするくらいならできるはず。なのにできん。結局ハワイの魚を作るのに30分近くかかってしまった。これはヤバイ。
ということで、教えるあやとりを変更。やさしいちょうちょ、きれいなちょうちょ、ぱっちんほうきの3種。3種も無理!けどやりたいそうなので無理やりにやるらしい。全員はできそうもないな。ものすごく心配です。
この3種を教えるている時も、かなり時間がかかりました。あやとりができない人を見ることは不思議なものを見るように思えました。奇妙な指の動きをしていて、見ているこっちが指をつりそうになります。初めてあやとりをしたとき私もああだったのかと思うと信じられません。
そのときに外国のあやとりをいろいろと披露しました。やっぱりNさんには手品に見えるようで、バックミュージックに手品の音を使ったらいい。チャラララララ~♪
ってオイ!あやとりは手品ではありません。ちゃんと手順をふめば誰でもできる遊びです。種も仕掛けもありません。

ぶんぶく茶釜

あやとりを一人でしていて1番つらいことといえば、それは二人あやとりができないこと。たまーに母に手伝ってもらって二人あやとりをすることがあるけれど、母が知っている範囲内でしかしてくれない。新しいあやとりを覚えようとはしてくれない。取り方は知っているのに、まだ取れていないあやとりがいくつかあります。うー。

今日はトラバってみました。MMPかわら版。国立民俗博物館で活動されている市民団体みんぱくミュージアムパートナーズのワークショップのブログだそうです。
ぶんぶく茶釜は、あやとりから指を離す遊びで、最後まであやとりが離れなかった人の負けというゲーム性のあるあやとり。しかも唄つき。唄つきのあやとりって珍しいです。

あっち向いてホイやいせせのような単純なゲームが暇つぶしのときに役立って何十分もしてるっていうことがよくありました。ぶんぶく茶釜もそのひとつになりそうです。常時ひもの準備をしておかなくては

だが、私はぶんぶく茶釜のメロディーを知らない。あやとりの本にはメロディーまでは載ってないからな。うー。してみたいなり。うらやましいなり。

はじめてあやとりを集団に教える。

たいへんだー!とある人に、今、あやとりにはまってると話してしまったことから私があやとりを、みんなに教えるという機会を得てしまった。断りきれなかった!

うー。

規模は20人弱ぐらい、年齢層は50から70歳くらいの男女比1対1の集まり。あやとりは余興とし使われるらしい。だいだい10分で終わるようにとの事。しかも頼まれたのは1週間前。

んー。

いったい何を教えればよいんだー。難しすぎてもだめ、簡単すぎてもだめ、且つ、タイトル通りに見えるものでないと納得してくれないだろう。しかも1対1でなく、1対20。皆さんがあやとりをどれくらいできるのかも検討がつかない。というか、どのひもを取っているのか見えないだろう!全部口で説明せんといかん!

ていうか、ホントに大丈夫なの?あやとりでって感じなのですが。もう引き受けたことを後悔してます。眠れぬ夜が続いてます。話した人には綾取が日本だけでなく外国にもあるということを言ってしまったので、外国の綾取に絞った。候補としては、

アパッチ・ドア
見た目が美しいので気に入ってもらえるはず。簡単だと思った。よくよく考えてみると、親指ひもをはずす操作、口で説明するのは難しい。

簡単。簡単。このあやとりが気に入って私はいつもパチンパチンしてました。だから気に入ってくれるはず。でもなぁ、蚊だよ。目上の人に蚊を教えるのもなぁ。
バタフライ
できあがったときのぐるぐる。あれはすごいインパクトに残る。でも10分じゃなぁ1回ぎりぎり教えるのがやっとのような。それにひねる操作ができるかどうか。
4段ばしご
ここは無難に。。。。時間が余ったら5段、6段にでも。知っている人が多いのかな。
魚(ハワイ)
誰が見たって魚だよね。よく書く魚の絵と似てるし思ってるのは私だけかな。ああいう魚の絵って昔は書かんかったのかな。でも10分じゃ時間が余りそう。

考えた挙句、魚にしようかと。何か他にもないかなぁ。只今、台本製作中。
どうなる!私。